検査

不安だと思ったら検査に行くことが一番です。
HIVに感染すると、約2ヶ月くらいで抗体が出来ます。
この感染から抗体が出るまでの間をウインドピリオドと呼びます。
病院、保健所の検査は、この抗体の有無を調べる検査なので、
ウインドピリオドの間に検査しても陰性と出てしまいます。
危険があった日から2ヶ月以上経過してから検査に行きましょう。
確実にするためには3ヶ月経過してから行くのが良いです。

ハイリスクな行動をしてどうしても早く検査を受けたいときは、
1ヶ月後から1週間毎に検査を受けて、その都度結果を聞いて、少しずつ不安を取り除く人もいます。

病院で検査を受けると5000円前後かかります。
カルテも作られるので、プライバシーを気にする人は気を付けてください。
30分検査を実施してるところがあり、即検査結果を知りたい人にはお勧めです。
ただし、この検査は、1000人に1人ほど擬陽性判定がでます。
この場合、再検査になります。
陽性反応が出ましたので再検査しますなんて言われた日には寿命が1年縮まりそうです。
医院によっては。夜間や土日営業、HIV陰性証明書を出してくれる所もあります。

保健所の場合は、どこも無料です。
結果はたいてい、1週間後です。
匿名で検査が受けられます。
しかし、リーマンには絶対無理な時間帯にしか実施してない所が多いです。
実施日が月1回か2回です。
結果を聞きに2回行かなきゃいけないのと、結果を待つ1週間がとても重苦しいです。
しかしパートナーと2人で保健所に検査に行けば10000円浮きますから、
保健所も捨てたもんじゃありません。

ちなみに私は、最も有名な検査所、東京都南新宿検査・相談室で検査を受けました。
ここは、新宿という土地柄の為、100人に1人陽性反応が出るそうです。
結果は、受け付け番号と反応+か−が書いてあるリストがあり、
他人の番号は隠して、自分の番号だけを見せてくれます。
結果は−で陰性でした。
結果を聞いた後、相談も出来ました。

HIVだったらどうしよう、と不安で悩むより検査に行った方が絶対に良いです。
もし、感染していても、適切な治療をすれば長い間生きられます。

では次は治療方法について説明します。